■「これほど有利な取引は人生でめったにない」
アメリカの日銀総裁に当たるパウエルFRB議長は、インフレの抑制をやり遂げるまで金利を上げると強硬姿勢を見せた。実際、今アメリカ金利は2%台半ばだが、今年中には3%台後半まで引き上げるとの憶測も飛び交う。一方で、日本の日銀総裁は相変わらずゼロ金利を貫くと明言。黒田総裁曰く「金融緩和を行う以外に選択肢はない」。市場関係者の間では“意固地”とまで言われている。
こうした日米中央銀行の真逆の方針の中で利益を得ているスイスのヘッジファンドを直撃した。彼はこの2か月のドル円相場で、33億6000万円ほど儲けたという。
EDLキャピタルCIO エドゥアール・ドラングラード氏
「円安は170円まで行くかもしれません。そこで私は円売りを増やしました。これまで350億円分くらいの円をドルに換えてきましたが、今は490億円分の円をドルに換えました。(中略)
もし日米の金利差が4%か5%になれば、日本人も皆、円を売ってドルを買うでしょう。そうすればドルは上昇を続け、円は下落し続けます。ここまで有利な取引は人生でも滅多にありません。(中略)日銀が長期金利を抑え続けていると、インフレは手が付けられなくなり、日本は一晩でハイパーインフレになる可能性があります。日本人はこの政策によって貧しくなるでしょう」…
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https://news.yahoo.co.jp/articles/99050813ea038a3b78b97bbca4f35177c13e1434
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