バイナンスは12日、株式のトークン化サービス「Binance Stock Tokens」を開始することを発表した。第一弾として、テスラ株トークンの取引を提供する。
20年10月に世界初となる株式トークン化サービスで先行したデリバティブ取引所FTXの「Fractional Stocks Offerings(フラクショナル・ストック・オファリング)」同様、規制当局の認可を得るため、ドイツのライセンスを受けた投資会社CM-Equity、及びトークン化ソリューションプロバイダーであるDigital AssetsAGとの提携で実現した。
同様のサービスを提供するFTXやBittrex Globalとの違いとしては、FTXなどは24時間取引を提供する一方、バイナンスは株式市場と同様の取引時間のみ売買が可能となる。バイナンス関係者によれば、同社の株式トークントレードはリアルタイム決済されるため、従来の市場時間に合わせる必要があるという。
1トークン=1株の価値となるが、バイナンスの新サービスでは最小ロット1/100単位で購入が可能…
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