現在、有識者の検討会で対応策について議論しており、年度内にまとまる調査報告書を踏まえ、研究の透明化を求める政府の基本方針を決定する。そのうえで、アカデミア(学界)の意見を丁寧に聞き、皆さんの賛同を得る形できっちりした指針を作っていく。
日本の科学技術力が徐々に低下していることに大きな危機感を持っている。中国の千人計画に日本人研究者が参加していることについては、日本国内で研究費がなかなか十分でないということが理由になっているのだとすれば、非常に残念だ。日本でも研究費を十分に確保し、研究者に思い切った研究をしてもらう環境を整えていかなければならない。
このため、年度内に閣議決定する「科学技術・イノベーション基本計画」では、来年度から5年間の研究開発への政府投資目標を、前計画より4兆円多い過去最大の総額30兆円とした。10兆円規模の大学ファンドも活用し、運用益を大学の研究力向上や研究者の処遇改善などに充てていきたい。
詳細はソース元で
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210228-OYT1T50019/
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