米アップルは18日、有料アプリ開発者に課している30%の配信手数料について、中小事業者向けを2021年1月から15%にすると発表した。高額との批判が米議会などから出ており初の引き下げに踏み切る。約2800万社にのぼる開発者の負担軽減につながるがアプリ審査の不透明感や課金手段をアップルが独占する課題は残る。
アップルはソフト配信基盤の「アップストア」を使う開発者に対し、売り上げの30%をアプリ配信手数料として徴収している。今回、20年のアプリ販売額合計が100万ドル(約1億400万円)以下の企業についてはこれを半額とすることを決めた。21年から新規にアプリ販売を始める企業も軽減対象とする。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は同日、「小規模事業者がアプリ開発に継続的に取り組むことを支援するものだ」との声明を出した…
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https://r.nikkei.com/article/DGXMZO66380680Y0A111C2MM8000
https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/11/apple-announces-app-store-small-business-program/
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