本社に次ぐ、2番目に大きな拠点
オースティン市により4月29日に認可された改訂された建設計画は、以前から想定されているオフィスビルと駐車場に加えて、75,500平方フィートの6階建てのホテルを示している、と『CultureMap Austin』が伝えている(参考:https://austin.culturemap.com/news/city-life/05-20-20-apple-adds-surprising-element-to-1-billion-campus-in-northwest-austin/)。
オースティンで2つ目となるAppleのキャンパスには、合計300万平方フィートの建物が展開し、そのうち約200万平方フィートがオフィススペースに充てられる。バージニア州にあるアメリカ国防総省の本庁舎、通称ペンタゴンの床面積が660万平方フィートといえば、かなりの規模であることが分かるだろうか。
このプロジェクトでは、まず2022年に5,000人の従業員を収容し、最終的には15,000人の従業員を収容できるようになるという。
Appleは現在、近隣のウェストパーマーレーンとリアタビスタサークルで、7,000人規模のオースティン従業員の大半が働いている。2016年に完成した110万平方フィートのキャンパスには、7つのオフィスビルがあり、今回建設されるであろうホテルは、カリフォルニア州クパチーノにある50億ドル(約5000億円)の本社に次ぎ、Appleで2番目に大きな規模だ。
・テクノロジー企業のホテル事業参入、時代を先取り
コンサルティング会社The Boyd CompanyのJohn Boyd Jr.氏は「Appleは非常に多くの点において、トレンドセッターです。新しいオースティンのキャンパスで計画されているホテルは、時代を先取りしている例です」と述べる。
また「会社にホテルがつながっているのは、今のところ、あまり一般的ではありませんが、COVID-19以降の世界では、特に Apple、Google、Facebook、Microsoftといった資金力のあるテクノロジー企業で、こういったコンセプトが更に増えることを期待しています」と続ける。
Appleには、世界中から人々の往来があるため、オフィスにホテルが隣接していることは理にかなっている。
『Cult of Mac』は、オースティンは2019年のMac Proを生産する地であり、そこでAppleの存在感を増大させる計画の一環だ、と伝えている(参考:https://www.cultofmac.com/711756/apple-plans-to-build-a-texas-size-hotel-on-its-austin-campus/)。
新たな施設は100%再生可能エネルギーで稼働し、オンサイトの太陽電池パネルからも電力が供給される。また、敷地内には多くの木々が植えられ、緑地を最大化するように設計されているという。
ホテルのブランド名はまだ明らかになっていないが、テクノロジー企業ならではの、先進的な取り組みが、ここで行われるのではないだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3740d4799ebdcc0f6cd944d4f4c71c81a55fc03d
引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1590700761/
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