この無料キャンペーンは、4月23日にコミュニティWebサイトで発表されたもの。海外向けのみならず、日本向けにも提供中です。具体的にはまず年間契約のサブスクリプションを申し込むと、最初の6ヶ月間は無料となるかっこうです。その期間が経過した後は、規定通り1ユーザーあたり月額540円が課金されます。
「Microsoft 365」は旧「Office 365」を改名したクラウドサービス群です。月額課金型で文書作成やコラボレーションに必要なアプリのパッケージを共通としており、その中で「Microsoft 365 Business Basic」は中小企業向けと位置づけられます。上位の「Microsoft 365 Business Standard」との違いは、Windows PCと Mac用のデスクトップ版 Officeアプリがないということ。
この「Microsoft 365 Business Basic」で利用できる機能は、次の通りです。
メールのホスティング: メールボックス 50 GB、独自のメールドメインアドレスを使用可能
チームをつないでチームワークを実現するハブを Microsoft Teamsで作成できる
Web 版の Office アプリ: Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote (Access と Publisher は Windows PC のみ)。
ファイルを保存して共有するための OneDrive クラウド ストレージ 1 TB (ユーザー 1 人あたり)。
最大 250 人のオンライン会議とビデオ会議を開催できる
マイクロソフトによる電話と Web でのサポートを24 時間いつでも利用できる
これだけのリソースがあれば、物理的なオフィスを借りて賃料を支払うことなく、仕事用アプリやテレビ会議が賄えそうです。資金繰りに困っている人たちを救うとともに、半年も自社サービスの使用を習慣づけることで固定客を獲得するという、上手いやり方かもしれません。
https://japanese.engadget.com/jp-2020-05-01-microsoft-365-business-basic.html
引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1588344502/