今やほぼすべてのものに対してサブスクリプションサービスが提供されている。「Netflix」「Hulu」「Disney Plus」「ESPN」といった動画配信サービスと契約すれば、最低月額5ドル程度で、映画やテレビ番組の莫大なライブラリにアクセスできる。AppleやGoogleからは月額99セント~で写真やドキュメントなどのデータを保存できるサービスが提供されている。そしてMicrosoftの「Xbox」やソニーの「PlayStation」には、月額10ドル~で数百タイトルのゲームがプレイできるオプションがある。
それでもMicrosoftは、ユーザーが喜んで加入するサブスクリプションサービスがまだ存在すると考えている。同社はこれを「subscription service for your life」(あなたの人生のためのサブスクリプションサービス)と呼んでいる。
「Microsoft 365」というこの新しいサービスは、「Office」のサブスクリプションサービスをさらに魅力的なものにしようというMicrosoftの試み。同サービスには従来の「Office 365」に加えて新たに「Microsoft Editor」などの機能が追加されているが、これはユーザーの入力を追跡し、その内容に応じて、それよりもわかりやすく簡潔な別の単語を提案するもの。またMicrosoftでは、写真および動画アプリを開発するAdobe、瞑想アプリのHeadspace、子供のネット活動を監視するアプリのBarkといった企業と提携し、ユーザーがそれらの企業のアプリやサービスの一部を利用できるようにした。Microsoft 365は4月21日から利用可能で、料金はこれまでと変わらず、個人プランで月額6.99ドル(約754円)、6人までのファミリープランで月額9.99ドル(約1078円)となる。
Microsoftの検索、デバイス、「モダンライフ」イニシアチブ統括バイスプレジデントのYusuf Mehdi氏はMicrosoft 365について、同社では仕事と生活の間をつなぐこのサービスが人々を惹きつけるだろうと考えていると述べている。
2020年03月31日 07時56分
https://japan.cnet.com/article/35151600/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1585611550/