NHKは1日午前、テレビ番組のインターネット同時配信サービス「NHKプラス」を試験的に始めた。総合テレビと教育テレビが対象で、放送と同時にスマートフォンなどでテレビ番組を視聴することができる。3月の試行期間を踏まえ、4月1日から本格サービスを展開する予定だ。
NHKプラスは、3月1日から、午前7時~翌日午前0時まで1日17時間、試験サービスを提供する。4月1日からは午前6時~翌日午前0時まで1日18時間、ネットで同時配信する。専用ホームページ、スマホのアプリで利用申し込みの受け付けを始めた。
1~7日は総合テレビで81、教育テレビで54の番組タイトルが同時配信の対象となる(2月28日時点)。総合テレビでは大河ドラマ「麒麟がくる」や連続テレビ小説「スカーレット」など人気番組の視聴が可能だ。
「追いかけ再生」や放送終了から1週間、番組を見返せる「見逃し配信」などの機能も備える。NHKは対象番組でも「権利確保や番組の都合上、配信できない放送回がある」と説明している。
NHKが同時配信を始めることで、日本国内で放送と通信の融合が本格化する。ただ潤沢な予算を抱え、税制で優遇されるNHKが同時配信を広げれば、動画サービスを展開する民放各社への影響は避けられない。NHKの肥大化を懸念する声はなお根強い。
2020/3/1 8:20
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56247530R00C20A3TJC000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1583019575/