NEC(6701)が29日に発表した2019年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比3.2倍の291億円だった。昨年度までに実施した人員削減などの構造改革で固定費が減少したことが大幅な増益に寄与した。働き方改革などを背景に企業による省力化投資の需要も引き続き旺盛で、システム開発など本業の伸びも続いた。
売上高にあたる売上収益は8%増の1兆4489億円となった。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」のサポートが20年1月で終了することに伴う企業向けパソコンの更新需要も収入を押し上げた。営業利益は3.4倍の468億円だった。営業利益ベースでは構造改革効果が4~9月期累計で「150億円あった」(広報室)としている。
20年3月期通期の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。売上収益が前期比1%増の2兆9500億円、純利益が62%増の650億円を見込む。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2019/10/29 15:46
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29HN9_Z21C19A0000000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1572336985/