経営再建中のスルガ銀行の創業家とファミリー企業が、同行の全株式を手放し、家電量販大手のノジマが総額140億円を投じ、29日付で取得するという。
ノジマの議決権比率は現行の4・99%から18・52%へと高まり、筆頭株主となる。
ノジマが25日、スルガ銀との間で株式譲渡について契約を交わしたと発表。両社は今年5月、業務提携していた。ノジマ側からの働きかけで、創業家代理人を通じて資本提携の強化について交渉していた。
今回の資本関係の強化を踏まえ、業務提携に関する協議を継続する。ノジマは家電製品をインターネットに接続させて付加価値サービスを提供する既存事業と金融サービスを融合し、「金融デジタル経済圏」を構築することを目指している。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/191025/bse1910251642003-n1.htm
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