動画の放送や配信の中核技術である映像符号化方式(動画コーデック)。H.265からAV1に移行する企業が相次いでおり、主役から引きずり降ろされる異例の展開になっているという。
米グーグル(Google)や米アップル(Apple)、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)などが推す“異端”の新規格が、「事実上の標準(デファクトスタンダード)」として主役に立つ。世界で急伸する動画配信サービスで、米国勢の台頭を勢いづかせる。
新規格とは、米国の非営利団体アライアンス・フォー・オープン・メディア(AOM)が2018年に公開した「AOMedia Video 1(AV1)」である(図1)。グーグルやアップルなど多くの大手IT企業が参画する。
最大の特徴は、特許料を無料にする「ロイヤルティーフリー」を掲げることだ…
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https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00944/083000001/
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