米シリコンバレーと北京で最近、「日本からやってくる視察団に閉口している」と嘆きを聞くという。
あるシリコンバレー企業の担当者は「最近は日本からの視察は断っている」と明かす。100人以上の視察者を何度かに分けて受け入れてほしいという依頼もあったという。「時間を費やしても、相手からはビジネスの提案もなく、うちには何のメリットもない」とため息交じりだ。日本企業の年配の幹部が尊大な態度をとり、米国側の幹部が怒ってしまったこともあるそうだ。
似たような話を、こんどは北京にいる日本の起業家からも聞いた。「日本から視察依頼がたくさん来るが、ただの見物。中には、若い経営者や中国企業を見下すような態度をとる人もいて困っているんです」という。
シリコンバレーにあるスタンフ…
https://www.asahi.com/articles/ASM5W416HM5WULFA00N.html
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