IT、ガジェットネタまとめ速報

IT技術やガジェットネタに関するみんなの反応のまとめをチョイスしてお届け!

企業別:Microsoft

ストレージ容量の小さな端末ではWindows 10の次期アップデートをインストールできない可能性

投稿日:

1: 田杉山脈 ★ 2019/04/28(日) 00:24:59.22 _USER
5315f_88_f58290bed2eee9118b5fe6db9299230d
Microsoftは2019年5月にWindows 10の次期大型アップデートとなる「Windows 10 May 2019 Update」を配信予定です。このアップデートでMicrosoftは、ペイントを標準搭載に戻したり、パスワードに有効期限を定める方針を廃止したりと、配信前から何かと話題の方針を打ち出しています。そんな中、海外メディアのArs Technicaが、「ストレージ容量の小さな端末ではWindows 10の次期アップデートをインストールできない」と報じています。

PCを動作させるために必要なオペレーティングシステム(OS)には、「最低限このくらいのCPUやストレージ、メモリなどを搭載していなければいけない」という、システム要件が存在します。Windows 10の最新バージョンである1809の場合、システム要件は以下の通りとなっています。

最新のOS:最新バージョン(Windows 7 SP1またはWindows 8.1 Update)を実行していることを確認します。
実行しているバージョンを確認します。
最新バージョンが必要である場合は、Windows 7 SP1またはWindows 8.1 Updateをダウンロードします。
プロセッサ:1GHz以上のプロセッサまたはSoC
RAM:1GB(32ビット)または2GB(64ビット)
ハードディスクの空き容量:16GB(32ビットOS)または20GB(64ビットOS)
グラフィックス カード:DirectX 9以上およびWDDM 1.0ドライバー
ディスプレイ:800×600

Windows 10には32bit版と64bit版が存在しますが、Windows 10のバージョン1809にアップデートするには、32bit版は最低16GB、64bit版は最低20GBのストレージの空きが必要というわけ。2019年5月に配信予定のバージョン1903では、アップデートに必要なストレージ容量がより大きくなり、32bit版と64bit版の両方で最低でも32GBの空き容量が求められることになるとのこと。

ストレージのシステム要件が増加した原因は、MicrosoftがWindows 10のバージョン1903で導入した新しい動作にあるとArs Technicaは記しています。Ars Technicaによると、バージョン1903では将来的なアップデートが問題なくインストールできるように、インストールプロセス用に7GBのストレージを恒久的に確保しているとのこと。これによりOSアップデート時にストレージの空き不足で起きるエラーを回避できるようになるわけですが、ストレージ容量の小さな端末では自由に使える容量が劇的に小さくなることが予想できます。

仮にストレージの空き容量が少なすぎてバージョン1903にアップデートできない場合、バージョン1809のまま残りのサポート期間を過ごさなければいけなくなります。なお、Windows 10のバージョン1809はHome、Pro、Pro for Workstationsという各エディションでは2020年5月12日に、Enterprise EditionおよびEducationエディションの場合は2021年5月11日にサポートが切れる予定です。

バージョン1809には長期対応のサービスチャネルも存在しており、2024年1月9日までバグ修正とセキュリティアップデート、2029年1月9日までセキュリティ修正を受けることも可能です。

新しいシステム要件はWindows 10のIoTエディションには適用されません。このエディションはIoT端末向けのWindows 10であるため、データ容量をなるべく小さくし将来的なアップデートに備える必要があるためです。また、Windows Server関連のシステム要件にも変更はありません。
https://gigazine.net/news/20190427-windows-10-data-capacity/

引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1556378699/

続きを読む

このまとめの続きはコチラ!

-企業別:Microsoft

関連記事

Windows 10に未修正の深刻な脆弱性あり すでに悪用されているらしい…

Windows 10に未修正の深刻な脆弱性あり すでに悪用されているらしい…

1: 樽悶 ★ 2020/03/26(木) 18:29:50.70
来月まで未修正のまま…。 このほどMicrosoft(マイクロソフト)は、Windows 10を含む数多くのWindows OSにおいて、緊急の脆弱性が発見され、すでにこの脆弱性を突いた攻撃も発生していることを警告するセキュリティ情報を発表…

Windows 10プレビュー、“Cドライブ”への圧迫を軽減する機能

1: 田杉山脈 ★ 2019/01/11(金) 01:55:43.74 _USER BE:283927543-2BP(1000)
米Microsoftは1月9日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 18312(19H1)」をFast ringで公開した。  Microsoftは次期大型アップデートの19H1において、ストレージの空き容量の管理…

ウィンドウズ7、更新を

1: 田杉山脈 ★ 2018/11/17(土) 17:17:31.64 _USER
日本マイクロソフト(MS)は、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」のウイルス対策などのサポートが2020年1月14日に終了するのを控え、新型OS「ウィンドウズ10」への移行準備を呼び掛ける中小企業向けのセミナーを今月始め…

GitHubがCI/CDサービスを標準サポートへ

1: 田杉山脈 ★ 2019/08/10(土) 20:58:13.44 _USER
Microsoft(マイクロソフト)傘下のGitHub(ギットハブ)は米国時間8月8日、CI(継続的インテグレーション)/CD(継続的デリバリー)機能をフルにサポートするGitHub Actionsの新バージョンをベータ公開した。一般公開も…

Microsoftがメディア向けイベントの開催を発表、新型Surface ProやSurface Laptopの登場が濃厚

1: 田杉山脈 ★ 2018/09/08(土) 18:50:06.97 _USER
Microsoftが2018年10月2日(日本時間の3日)に、メディア向けの発表会を行うことが明らかになりました。新型の2in1「Surface Pro 6(仮称)」やノートPC「Surface Laptop」の登場が有力です。 Microsoftは2018年10月10日に…