NVIDIAの創設者で最高経営責任者(CEO)のJensen Huang氏は米国時間3月18日、NVIDIAの「GPU Technology Conference」でJetson Nanoを発表した。開発者やクリエーター、愛好家向けの99ドル(約1万1000円)の開発者キットと、エッジシステムを開発する企業向けの、量産製品への実装が可能な129ドル(約1万4000円)のモジュールが提供される。
その名の通り、Jetson Nanoは開発者キットが80mm×100mmというコンパクトさだが、クアッドコアのARMプロセッサ、128基のコアを統合したNVIDIAグラフィックス、4Gバイトのメモリを搭載している。プリインストールされた「Jetpack SDK」は、「NVIDIA Cuda Toolkit 10」をサポートする「Ubuntu 18.04」をベースとしたデスクトップLinux環境を備える。
Jetson Nanoの主な仕様
CPU:64ビット Quad-core 1.43GHz ARM A57
GPU:128コア NVIDIA Maxwell
メモリ:4Gバイトの64 ビットLPDDR4 1600MHz
ビデオエンコーダ:4Kp30、1080p30、1080p60
ビデオデコーダ:4Kp60、4Kp30、1080p30、1080p60
USB:USB 3.0 Type-A×4(ホスト)、USB 2.0 Micro Type-B(デバイス)
カメラ:MIPI CSI-2×2
ディスプレイ:HDMI、DisplayPort
Jetson Nanoは、Seeed StudioとSparkFunで発売されており、人気の高い多くの周辺機器やアクセサリに対応する。さまざまなプロジェクトのほか、チュートリアルも含まれるので、DIY好きな人や学生はJetson Nanoを箱から取り出して、すぐにAIに取り組むことができる。ユーザーが技術的な質問に対する回答を得られるように、Jetson開発者フォーラムも提供されている。
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1552971275/