スマートフォン(スマホ)を片手にレジに並ぶ人、人、人――。昨年12月、スマホ決済「ペイペイ」によるキャンペーンは社会現象となり、ビックカメラ店頭の混雑ぶりがテレビのニュースやワイドショーで繰り返し放映された。それから3カ月。ビックカメラの株価は昨年来安値圏に沈む。今のところ「ペイペイ祭り」は、効果より副作用のほうが大きかったように見える。
「レジ打ちを手伝ったが、すごい人数で驚いた。ほとんどの人がペイペイで会計を済ませていた」。ビックカメラの安部徹取締役はキャンペーンの盛況ぶりを振り返る。期間中はペイペイを使いビックカメラなどで買い物をすると、金額の2割相当が決済会社の負担で還元された。高額商品の支払いが有利とみた消費者が、対応する家電量販店のビックカメラに殺到した。
ペイペイのキャンペーン効果で12月のビックカメラ単体の売上高は前年同月比で23%増えた。任天堂の人気ゲーム機「スイッチ」や、米アップルの新型パソコンなどが飛ぶように売れたという。ただ、「売り上げの伸びに比べれば、利益の伸びは限られた」(安部取締役)。
12月の売上高を商品別にみると理由が分かる。…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42424750T10C19A3000000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1552558496/