米Microsoftは1月30日(現地時間)、2019年第2四半期(2018年10~12月期)の決算を発表した。「Azure」や「Office 365」などの商用クラウド事業が好調で、2桁台の増収、黒字転換だった。
売上高は前年同期比12%増の324億7100万ドル、純利益は84億2000万ドル(1株当たり1.10ドル)だった。前年同期は米連邦政府の税制改革で法人税に関連した多額の費用を計上したため、赤字だった。
売上高はアナリスト予測の325億1000万ドルを下回ったが、1株当たりの純利益はアナリスト予測の1.09ドルをわずかながら上回った。
サーバやAzureを扱うIntelligent Cloud部門が今期も好調で、Azure Computeの売上高が前期と同じ76%増だった。部門全体の売上高は20%増の93億8000万ドルだった。
OfficeやLinkedIn、Dynamicsを扱うProductivity and Business Processes部門の売上高は13%増の101億1000万ドルだった。企業向けOffice 365の売上高が27%増と好調。LinkedInの売上高も30%増と好調だった。コンシューマー向けOffice 365のMAUは前期より80万人増の3330万人。
Windows、ハードウェア、Xbox、検索のMore Personal Computing部門の売上高は7%増の129億9000万ドルだった。Windowsは不調だったが、Surfaceとゲーミングが好調だった。Surfaceの売上高は前年同期比39%増の18億6000万ドルだった。Windowsの売上高が5%減になったことについて、同社のエイミー・フードCFO(最高財務責任者)は業績発表後の電話会見で、PCメーカーへのプロセッサ供給のタイミングが原因の1つだと語った。
第3四半期の予測は、売上高が294億~301億ドルの間とした。
2019年01月31日 09時34分
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1548901380/