米Amazon.comが10月25日(現地時間)に発表した第3四半期(7~9月)決算は、売上高は前年同期比29%増の565億7600万ドル、純利益は約10倍の28億8300万ドル(1株当たり5.75ドル)で過去最高を更新した。売上高はアナリスト予測の571億ドルに届かなかったが、純利益はアナリスト予測の1株当たり3.14ドルを大幅に上回った。クラウドサービスのAWSや北米でのEcho端末の販売が好調だった。
AWSの売上高は46%増の66億7900万ドル、営業利益は77%増の20億7700万ドル。売上高全体に占める割合は前期より1ポイント増の11%だった。
広告を含むその他部門の売上高は、売り上げ全体に占める割合は少ないものの、過去2四半期連続で倍増しており、同四半期も123%増の24億9500万ドルだった。
ホリデーシーズンを含む第4四半期(10~12月)の見通しは、売上高を前年同期比10~20%増の665億~725億ドル、営業利益を21億~36億ドルとした。例年より抑え気味なのは、為替変動によるマイナスのインパクトを見込んだためとしている。
2018年10月26日 11時42分
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