【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は28日、米マイクロソフト(MS)とクラウドで提携すると発表した。ネットに接続可能な「つながるクルマ」のベースとなるクラウド基盤に、MSのクラウドサービス「アジュール」を選んだ。VWは2020年にすべての新車をつながるクルマにする計画を掲げており、今回の提携はその一環だ。
VWの中核であるVW乗用車ブランドは、年間500万台以上の新車がつながる「VW自動車クラウド」を開発している。MSと共同でこのクラウドの基礎技術を開発する。米ワシントン州にあるMSの本社の近くに開発拠点も設ける。
VWのヘルベルト・ディース社長は声明で「MSとの戦略提携でVWのデジタル変革はターボをつけたように加速する」と強調した。VWは25年までにソフトウエアやサービスの開発などに35億ユーロ(約4500億円)を投資する計画。MSが蓄えた知見も活用しながら、自動車のデジタル化への対応を急ぐ。
2018/9/29 9:52
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1538192269/