経営難の東芝が売却した半導体会社、東芝メモリ(東京)の成毛康雄社長は4日、東京都内で記者会見し、「市場拡大に負けないよう技術開発を加速し、生産を拡大する」と述べた。
同社は米投資ファンド、ベインキャピタルを軸とする企業連合が2兆円で買収。東芝が迷走している間に設備投資額で水をあけられ、販売シェアで差がついた業界首位の韓国サムスン電子を新体制で追い上げる構えだ。
東芝メモリは、低価格で大容量のNAND型フラッシュメモリーの販売シェアで世界2位。同メモリーはスマートフォンやデータセンター向けの需要が伸びている。ただ、サムスンが数兆円規模の投資計画を実行に移しているほか、中国勢も開発を加速している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060400918&g=eco#ixzz5HVaqVhf6
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