◆1億円プレーヤーは627人、過去最高
本調査は、全証券取引所の上場企業3700社を対象に、有価証券報告書から役員報酬1億円以上を個別開示した企業を集計した。
2017年に上場企業決算で1億円以上の役員報酬を開示した企業は335社、人数は627人で、ともに最多記録を更新した。
社数は前年を25社、人数も70人上回った。東日本大震災後の2012年に初めて人数が前年を下回ったが、その後は5年連続で人数は増加をたどっている。
これを裏付けるように2年連続で登場した424人のうち、約6割の250人が前年より役員報酬が増えている。
開示人数の最多は、三菱電機の22人。前年23人より1人減少したが、4年連続トップを守った。
役員報酬1億円以上の個別開示制度は2010年3月期から開始され、2011年から7年連続で登場している役員は128人だった。
◆ソフトバンク孫氏の“幻の後継者”が驚愕の100億円超え
2017年の役員報酬の最高額は、ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長の103億4600万円だった。前年に自身が記録した過去最高額(64億7800万円)の1.6倍に達した。
同氏は孫正義社長の後継者含みで2014年に入社、2015年6月に代表取締役に就任したが、2016年6月の株主総会で取締役を退任した。報酬はソフトバンクグループと連結会社からで、内訳は基本報酬3億300万円、株式報酬11億9600万円、退任費用88億4700万円だった。
※「提出」は有価証券報告書提出企業、「連結」は連結対象企業、「提連」はその両方を指す
2位は、ソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー副会長で24億2700万円(前年20億9600万円)。3位は、セブン&アイ・ホールディングスのジョセフ・マイケル・デピント取締役で18億9500万円(同21億8700万円)。4位は、ブリヂストンのエデュアルド・ミナルディ元副社長で12億2400万円(同7億5000万円)。5位は、ソニーのマイケル・リントン元執行役の11億4000万円(前年開示なし)。
毎年、株主総会で自身の報酬額を公開し話題となる日産自動車のカルロス ゴーン会長は10億9800万円で7位だった。
トップ10位のうち7人が外国人で、特に5位までは外国人が独占した。
◆日本人トップはセブン&アイの鈴木氏
日本人の最高額は6位セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文元会長の11億3200万円(前年2億8200万円)…
以下ソース
2018.6.4 06:45
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180604/bsg1806040700001-n1.htm
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1528065466/