「日本円を見せて」と道ばたで声をかけられ、会話しているうちに現金を抜き取られる――。日本人旅行者がこうした被害に遭う事件がタイで急増している。夏休みの旅行シーズンに被害がさらに広がる恐れがあり、在タイ日本大使館は「お金見せて詐欺」として、注意を呼びかけている。
大使館によると、被害男性の一人は6月、首都バンコク中心部にある高架鉄道BTSナナ駅近くの繁華街で、男女2人組に写真撮影を頼まれた。
撮影に応じると、男は「ドバイのお金」とするお札を見せて、「日本のお札を見たい」と言ってきた。男性は財布を出して中身を見せ、2人と別れた後、4万円と1万3千バーツ(約5万7千円)がなくなっているのに気づいたという。
犯人は中東系の男女2人組のケースが多く…
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2aff6803d3cb1e50aacd2a6662cae871f3d648
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