日銀の黒田東彦前総裁は2日、ニューヨークで講演し、「円安は一時的だと思う」と述べた。黒田氏は歴史的な円安が通常よりも企業業績を押し上げている面がある一方、実体経済の力強さを踏まえれば株式市場の活況はバブル期とは異なると指摘した。
「日本経済の展望と金融政策の正常化」と題し、日米交流機関「ジャパン・ソサエティー」で講演した。
黒田前総裁は1970年代や80年代の円安局面と...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0305J0T00C24A5000000/
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